#215 何処か遠くへ

何処か遠くに行ったまま

ずっとそのまま

もう此処には戻ってこないのではないか

そんな気になっていたことに気づく

たった数ヶ月

1年でみても長い人生で考えても

ほんの一時的なことなのに

ずっと向こうで生活するぐらいの気持ちで準備していたことに気づく

少し冷静に考えれば分かることだと思うが

帰国日を決めていないせいか

帰国後、具体的にどのように生活するか敢えて決めていないせいか

仮に今決めたとしてもどうせ考えは変わるから無駄だと思っている

現段階では、一時的な旅の終わり方を全くイメージ出来ないし、イメージするつもりも無い

今と変わらず毎日、目の前のことに意識を向けて過ごす先に何を見るのか、何を想うのか

それが今回のメインテーマ

だからある意味、出発前の自分にはもう戻りたくても戻れない

今日は不定期販売のカボチャパイに偶然出会えた

いつかもう一度食べたいと思っていたけど、店主の気分で決まるようなものなので

あまり期待は出来ないでいた

カボチャパイに呼ばれた