#34 手作り味噌ワークショップと最近の料理について

こんにちは。

昨日はCosmicYogaで手作り味噌ワークショップに参加した。

難しそうなイメージがありなかなか自分で調べて作るくらいの熱量は無かったのと、最近何かと手作りがマイブームなのでよく食べる味噌汁も自分で作った味噌で食べてみたいと思ったからだ。

今回のワークショップでは、米麹と塩、大豆の下準備はして頂いていたこともあり特に難しいことは無かったのだが、豆を潰したり混ぜたりする工程が想像以上に大変で皆で汗をかきながら和気あいあいと楽しい会だった。

参加者は10名程だったのだが、田口先生によると同じ材料を使うにもかかわらず、数か月後の味噌の色や味は人それぞれ違うと言っていた。

僕はそれを聞いて、潰したり混ぜたりする作業を手から自分の気持ちを伝えるイメージを持って一生懸命やった。どんな色や味、においになるのか数か月後が楽しみだ。

この話と関連して、最近より美味しく飲食するためにちょっとした工夫をしていることがある。

一つは火加減だ。何かを炒めたり煮たりお湯を沸かしたりする時、少し前までは早くしたいから強火全開でやり、ぐつぐつ沸いたら弱めるといった具合にやっていた。

もちろんそれで問題なく完成するのだが、エッジのきいた尖った味がすることに気づいた。

だから最近は中火と弱火を上手く使いあまり激しくならないように火を扱っている。そうするとコーヒーも味噌汁も丸みを帯びた優しく穏やかな美味しさに仕上がる。

もう一つは時間や分量等の数字にとらわれ過ぎず、五感を頼りにすることだ。

よく目で見て、音を聞いて、においを嗅いで、舌で味わって、触ってみて、分量や入れるタイミング、火加減、時間を調整するとより美味しくなる。

同じ料理を作るのでも五感を集中させて、その時々の材料の具合と身体の具合をよく観察してアジャストさせていくことで、その時のベストが引き出せる。興味深い。

自分で作るご飯が好きになったのは最近なのだが、かなり本質的な部分に気づけたような気がして嬉しいし、

費用や健康面を考えても良い傾向にあると思う。引き続き楽しんで探究していきたい。