今回は、長らく自分の課題として付き合っている食欲と心について書いていきたい。
僕は美味しい物を食べるのが大好きだ。
時として、可愛く言えば食いしん坊だが、ストレートに言えば食い意地がすごくなる瞬間がある。
まるで何かに取り憑かれたように、満腹という感覚を忘れてしまう。
そうなってしまった時には、時すでに遅し。手が付けられない。
徐々に味わうことを忘れ、どれだけ食べても満たされ無いと分かっていても食べることがやめられなくなる。
食欲お化けに操縦席を支配される。
案の定、その翌日はどこかしら不調が出る。
特に、練習休み前夜になるとその衝動は起きやすい。
1週間頑張ったという解放感から気が大きくなり制御していたストッパーを外してしまうからだろう。
そう…僕は必要以上に食べてしまうしくじり先生。いや、今はまだしくじりっているだけの人(笑)
明らかに空腹を満たす以上の食事をしている。
身体が出しているサインを無視して食べ続けることは自分を傷つけている。自分自身への暴力だ。
ここにまだ守れていないアヒンサーが隠れていた。
そして何回もこのミスを繰り返しているうちに、いつからか見ないように蓋をするようになっていた。
直視するのを避けて原因を見ようとせず、あーまたやっちゃったーという負のスパイラル。
それが今回パンを食べ過ぎた翌日に腰の痛みとして現れて、ようやく向き合うタイミングが来た。
まずは食欲を感じた時、それが空腹なのかそれとも心の状態から来るものかよく観察してみる。
何なら基本お腹に意識を向けるぐらいに観察してみる。
気を抜いていると、食事中にこの後何食べようかと次の事を考えてる時すらある。
人間はよく出来てるからそんなことを考えてると、胃袋のスペースをしっかり空けておいてくれる。
そういえば次の予定で頭一杯の時、しっかり食べたはずなのに全然満たされていないと感じたこともあった。
よく噛む意識だけでなく、その後お腹が徐々に満たされていくこともイメージしながら食べてみるのはどうだろう。
そうすれば、衝動的に食欲が掻き立てられる前に何かしら対策を打てるかもしれない。
そして食後は、あー十分満たされたと自分に言い聞かせるのも1つの手だろう。
食べることは大好きだが、食欲に支配された状態は決して心地良いとは言えない。
何を食べるか身体が喜ぶ物を選択することも大切だが、食欲との付き合い方も大切だ。
いくら身体に良い物でも食べる過ぎると自分の身体を傷つけてしまう。
食欲と心の状態は密接に関係していると思う。それは逆手にとれば、自分の心の持ちようで食欲を落ち着かせることも出来るはずだ。
丁寧に観察をして食欲と上手く付き合っていきたい。
今日も良い1日だった。
明日も素晴らしい1日になりますように。