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#219 初めてのリキシャは突然に

yuki_098

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20代でアシュタンガヨガを実践しています。

インドマイソール・ゴクラム到着5時間後。

僕たちは環境に身を慣らすため近所を歩いて散策することに。

その道中、八百屋さんの前で声を掛けてきた人柄の良さそうな30代ぐらいのインド人男性。

やたらと蚊は危ないから気をつけろ。この坂を上がったところに蚊に効くめちゃくちゃ良いオイルがあるから行ってみろ。

そんな感じのセリフを洗脳するかのごとく繰り返し念入りに言い聞かせてくる。

親切な人だなーと僕らは言われるがまま坂を上がり、そのお店を目指すことに。

クラクションが常に至る所から聞こえてくる。

交差点は特に交通量が多く、向こう岸まで横断するのが難しい。

タイミングを誤ると簡単に轢かれてしまいそうな気がする。

大縄跳びに入るタイミングを今か今かとリズムを取る時のアレとやっていることは同じ(笑)

現地住民を見ると、轢けるものなら轢いてごらんなさいと言わんばかりの堂々とした姿勢で、

小走りせず、普通のスピードで歩いて渡っている。

きっとこれには慣れが必要で、気づいた時にはいつの間にか渡るタイミングが染み付いてるのだろう。

先ほどの八百屋から5分ほど歩いたところで、さっきの男が今度はリキシャを運転して現れた。

そしてまた蚊に気をつけろの話。いやどんだけこの人お節介やねん!

親切で有り難いなーと思いながらも、心ここに在らずの状態で会話を流していると

ゴクラムの見どころを勝手に話し始めた。そしてもしよければいくつかオススメの場所を往復60ルピー(約120円)で案内するよと強引な感じはなく提案してきた。

果たして60ルピーが相場なのか、降りる時に倍の値段を請求したりしてこないか、色んな不安を抱きながらも、

オススメの場所が気になったのと、経験としてリキシャに乗ってみたいと思っていたので、ドキドキしながら乗ってみることに。

それが僕たちにとって初めてのリキシャになった。

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