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#218 憧れのオールドシャラで

yuki_098

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20代でアシュタンガヨガを実践しています。

ゴクラムに到着して2日目。

早くもオールドシャラで練習出来る機会がやって来た。

記念すべき総本山でのファーストプラクティスは、Ledクラススタート。

朝5時50分。外はまだ真っ暗。

6時開始のLedクラスに合わせて宿を出る。

シャラまではわずか徒歩1分未満。

これ以上にない最高の環境だ。

昨日は何度も目の前を通り過ぎるだけだった憧れのシャラにドキドキ恐る恐る足を踏み入れる。

マット間のゆとりはあるものの、既にシャラはいっぱい。

ザッと全体を見渡し、空いていた入り口から離れた最前列に迷わずマットを敷く。

皆それぞれの体勢でそれぞれの準備をして、サラスワティ先生を静かに待っている。

入り口に近い練習生から立ち上がり始めた。

シャラ内の雰囲気はスッと緊張感のある空間に様変わり。

小柄で片足を少し引きずりながらも、背筋はしゃんと伸びたサラスワティ先生がついにいらっしゃった。

一切無駄な動き無く椅子の前まで移動され、すぐにチャンティングが始まる。

そしてそこには、

オールドシャラに大勢集まる中のただ1人の人間として冷静を保とうとする自分と

世界中の練習生と一緒に唱えるチャンティングの響きに震え、気持ちが高ぶる自分がいた。

シャラ内のエネルギーと自分が1つになり、エネルギーの高さのあまり身体が勝手に動き出しそうになる。

普段の練習に比べてカウントが早い。

序盤は合わせるのに必死で、5カウントの中で4呼吸しか出来ない。

カウントに合わせるため、呼吸のスピードを早く調整してみるも呼吸と身体の動きが上手く連動しない。

次はスピードだけでなく、強さにも意識を向けてみる。

すると、吸う方が吐くよりも強くなっていたためカウントに合わせにくくなっていたことに気付く。

呼吸で作り出したエネルギーが漏れないようにキープしながら、吸うと吐くのバランスを保とうとしてみる。

シッティングポーズに入る前後で、呼吸と身体の動きが連動する所を探し当てることが出来た。

なぜそのカウントの早さなのか?

カウントに合った心地良い呼吸を探し当てる過程で考察したことは、

エネルギーを漏らさず常に一定の高いエネルギーを保つ為に、適したテンポなのではないかということ。

初めましての現在の自分はそのように捉えた。

次回のマイソールクラスから、ledのスピード感で取り組んでみる。

そしてタイミングを見て、サラスワティ先生に質問してみよう。

オールドシャラでの練習は、洗練された雰囲気が素晴らしいのはもちろんのこと、

マットをしっかりグリップする木製の床とチャンティングを唱えた時の響き方がとても気に入った。

それはかつて3年間練習していたCosmic yogaを想起させた。

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